2012年09月12日

にんじん葉ごはん

料理を仕事にして、十数年たちます。
私の料理に一番影響を与えているのは、やはり家族です。
特に、二人の娘を育てて、家庭のためのご飯づくりを重ねてきたことで、
仕事にも幅がでてきたと感じます。
子供がいない頃は、新しい料理にチャレンジして、いつも世界の料理!新しい調味料!!と、
好奇心いっぱいに料理とかかわってきました。

でも、子供と囲む食卓は、いつも素朴で飽きのこないメニューが定番です。
懐かしい母の味を思い出しながら、ああっだたはず、、、と作るのです。
それは、幼少期の記憶の再現。

母の「にんじん葉ごはん」はとっても美味しく、春の新人参の季節に登場します。
子供たちにも食べさせてあげたい(^-^)
ずっと醤油味と思って作ってみるのですが、ちょっとちがう。。。。
それが、実は味噌で炒りつけると、母に聞いてびっくりしたこと!!
子供に人生の復習をさせてもらっているなぁと感じます揺れるハート

私たちのころからすでにそうですが、昨今の子供は忙しく、
親と台所に立つ時間もままなりません。
習い事に受験勉強、学校に入って、成績に追われ、就職活動。
社会に出て初めて「あれ!料理ってしたことない!?」
「結婚するまで料理を作ったことなかったです。」という方も多いでしょう。

でも、スタートがそうであっても、あっという間に上達して、
器用に作れるようになる方も多いのです。
その差はなんでしょう?

そう、そういう方は大体が「食べること」をきちんとしてきた方なのです。
ご自宅での食生活が身についていれば、大人になったら必ず実践します。
逆を言えば、知らなければできないのです。

だから、子供たちに必要なことは
@毎日の食事が楽しいと知ること、ぴかぴか(新しい)
Aそれを毎日続けることぴかぴか(新しい)

この二つが大事だなと感じます。
自立して自分で生活するようになれば、必ず経験をたどって料理します。
基準となる「習慣」と「舌」があれば、模索して近づいていくでしょう。
暮らし方全般を含め、その生活習慣作りが「食育」なんだなと思います。



posted by いとうくみ at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育のコラム
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